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子どもと一緒にたのしい朝をつくる!

カルビー株式会社
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2020/11/04

カルビー株式会社とNPO法人日本トイレ研究所は、これまでに子どもの朝づくりに関する取り組みとして「朝ハロしよ!プロジェクト」を行ってきました。

加藤:朝の生活習慣の中でも、特に朝食は重要な役割があります。朝食に関する社会課題についてどのように考えていますか?

網干:長い間、朝食欠食の課題が大きな問題と考えていて、朝食欠食をなくす活動もしてきました。ですが、朝食欠食を減らすためにただ食べれば良いのではなく「朝食を通じて、その人の生活をより豊かにできれば」と考えています。そのためには、「朝食の質」や「朝食から始まる1日の生活がハッピーになること」が重要ではないかと思うようになり、「とにかく食べる」「朝食欠食を減らす」というところからもう一歩前に進み、目的も伝えたいなと考えていました。

これまで、フルグラ®は主に30〜50代の大人の女性がメインで食べられていました。徐々にいろいろな世代に受け入れられて食べられるようになり、今では奥歯の揃った3才の子どもから、歯が丈夫な90才近くまで食べていただいています。

社会課題は世代によって異なるものの、フルグラは幅広い世代の課題を解決できる可能性があると感じています。

カルビー フルグラ®はオーツ麦やドライフルーツなど複数の素材を使い、
食物繊維、鉄分がたっぷり、8種のビタミンも含まれている
網干さんは「これからは健康を考えて食べることが重要になる」と話す

加藤:幅広い世代の課題を解決できる可能性があるとのことですが、そもそもフルグラ®が誕生した背景には何があったのでしょうか。

網干:フルグラ®が誕生する背景には男女雇用機会均等法の施行(1986年)がありました。
女性の社会進出で、働く女性の増加が見込まれたのです。一方、戦後から年月も経ち、食の価値観が変わり、健康課題も出てきていました。そこで、(子育て中の母親も含め)働く女性を応援するために誕生したのです。

加藤:フルグラ®には、女性応援という思いが込められていたのですね。
2016年から、カルビー株式会社と日本トイレ研究所は、子どもの朝食欠食を減らすために「朝ハロしよ!プロジェクト」を一緒に取り組んでいます。網干さんはプロジェクトの立ち上げ当初から関わられていたと思うのですが、どのような思いを抱いていたのですか?

「朝ハロしよ!教室」は小学校高学年向けの家庭科の授業で、栄養と生活習慣(睡眠、排泄など)の大切さを伝えるカリキュラム

網干:当時、東日本地区のマーケティング担当から発案がありまして、何らかの形で東日本地区の子どもの社会課題解決をお手伝いできたらと考えました。もっと朝を楽しんでくれるようなものを作りたいなと考えていたときに「朝ハロしよ!プロジェクト」に関わることになったのです。

加藤:特に印象に残っていることはありますか?

網干:商品開発を担当していて、ちょうど子ども向けに「チョコ」と「バナナ」を入れたものを商品化するかどうか悩んでいました。いろいろ候補があった中で、なんとなくチョコとバナナかな?と思っていましたが、内心は迷っていたように記憶しています。

そんな時、このプロジェクトの一環として実施した家庭科の授業「朝ハロしよ!教室」で多くの子どもたちがチョコとバナナのトッピングを選んでいくのを目の当たりにして、商品化を決意しました。
食べた子どもたちの笑顔が決め手ですね。

フルグラ®️チョコクランチ&バナナ商品化の後押しとなった足立区立平野小学校の葛谷裕治校長は
「みんなの声ひとつが、社会を変えることもあるんだよ」と話し、貴重な経験になったと述べた

加藤:「朝ハロしよ!教室」では栄養や朝食の大切さだけでなく排便の大切さも伝えていますが、
食べることと出すことの大切さを一緒に届けることについて、戸惑いはありませんでしたか?

網干:当然、食べたら出さないとおかしいですよね?
個人的に子育てを経験したのも大きいですが「食べて出す」って、人間にとって最も基本的で重要なことだと思います。

消費者の中には便通を気にしてフルグラを食べられる方もいらっしゃるようですし、私たちは、ただ単に食べて「おいしい」というものを提供するだけではなく、消費者が課題(食事、健康など)として掲げていることを少しでも解決できるように手助けをするのが重要だと考えています。その人の生活に寄り添うイメージです。その課題の中には便秘も含まれます。

加藤:2018年に行なったアンケート調査 (子どもの生活習慣および保護者の意識に関する調査) では
「子どもの便秘を気にしている保護者」は選択肢の中でもっとも少なかったのに、食物繊維の不足を気にしている保護者は非常に多かったことが印象的ですが、網干さんはどう思いましたか?

網干:この結果にはとても驚きました。食物繊維が体に良いことはなんとなく知っていても、「何故不足しているのか」「何のために食物繊維を摂る必要があるのか」まで十分情報が伝わっていないのではないかと感じました。カルビーではスナックスクールをはじめ「正しい食べ方」を啓発する食育の授業をずっとやってきていたので、今度は「朝ハロしよ!教室」のカリキュラムを、スナックスクールのように全国に広めたいなと考えるようになりました。

朝食は1日の食事の中で最もメニューが固定化されやすいと言われているため、
飽きずに食べ続けられるよう、日本人好みの食感・食材を追求し続けているとのこと

加藤:「朝ハロしよ!教室」は2020年よりカルビーの食育プログラムの1つに組み込まれるようになりましたね。

網干: 2019年に福島の小学校で「朝ハロしよ!教室」を行い、県の教育委員会と協力して養護教諭向けにフォーラムを行いましたが、ここが分岐点でした。もともと社会貢献活動として食育をやっていましたが、カルビーとしても子どもの朝食に本格的に取り組んでいこうというタイミングでした。
そんなタイミングで、食育チームも一緒になって実施したのが福島です。

加藤:食育チームとマーケティングチームが福島で1つになったわけですね。

網干:はい。
とはいえ、食育として進めていくならば、全国各地で実施する内容のクオリティを保つ必要があるので、様々な準備が必要でした。スナックスクールの授業も一朝一夕で完成したものではりません。そういった意味でも、まずは実際に食育チームに授業を実施してもらう必要がありました。

「朝ハロしよ!教室」は、2020年よりスナックスクールと並び
カルビーの食育プログラムの1つとして全国展開を開始

加藤:2020年、「朝ハロしよ!教室」の全国展開というタイミングに新型コロナウイルス感染症が流行してしまいました。学校での授業ができない状況下で立案されたのが、オンラインで朝食づくりのたのしさを家庭に届ける「朝ハロしよ!キッチン」です。料理家と子どもたちが一緒になって、しかもライブで朝食をつくるという初の取り組みでしたが、企画はスムーズにとおったのでしょうか?

網干:新型コロナウイルス感染症の影響で、生活スタイルを変えなくてはいけなくなっていましたしカルビー自身も変わらなくてはいけない状況でした。そんな中、学校に行けなくても役に立つことがしたいと思っていました。食育チームはオンラインでのスナックスクールを一足早くやっていたことも後押しとなり「この機会にお家に直接届けるのもいいのでは!」と思い、オンラインで「朝ハロしよ!キッチン」の実施に踏み切りました。待っていても何も始まらないですし、あまり躊躇はしなかったです。

加藤:それぞれの家庭のキッチンを繋ぐ「朝ハロしよ!キッチン」を実践してみて、どうでしたか?

網干:参加した子どもたちの表情を見て驚きました。学校で実施したときと同じくらい喜んでいて、すごく感動しました。オンラインなのに、生き生きしている表情がすごく印象的です。自宅のリラックスしたシチュエーションがよかったのかもしれません。一人ひとりが画面上で主役になっている感じがしました。

朝の大切さを伝える「朝ハロしよ!キッチン」を夏休みに開催し、30組の親子が参加した

加藤:子どもの朝づくりには、家庭はもちろん学校、地域、店舗など様々な方々の応援が必要です。フルグラを通じた今後の展開やフルグラそのものの開発の方向性などについて、教えてください。

網干:まず、「朝ハロしよ!キッチン」をもっと気軽に全国に広げていきたいと思っています。
社会課題は時代とともに変化していきますし、人の時間の使い方も変化していくと思います。
一方で、各世代共通の悩みとしては、朝の忙しさがあげられると思います。そこで出てくる健康や食に関する悩み、困りごとを解決する手助けとなるような製品、サービス、イベントを展開したいと考えています。

加藤:やはり朝がキーワードなのですね。

網干:やはり私たちの製品は「簡便で」「美味しく」「栄養がある」の3つが大事なポイントです。
「簡便」と言うとネガティブに聞こえるかもしれませんが、決して悪いことではなく、忙しいときに時間を作ることができるのは重要なことだと考えています。

よく「朝は未来の入り口」と言っているのですが、朝、楽しく過ごせると、一日のスタートをすごく気持ちよく切れます。特に子どもの場合は、これからの人生が長いですから、朝が大切です。社会課題というと重たいイメージがありますが、もっと生活に寄り添って、困りごとを解決する手助けができればと考えています。その結果1日がすごく快適に送ることができればとても幸せですよね。

加藤:「朝は未来の入口」っていいですね。大人も子どもも自分の未来に向けていいスタートを切れるように、意識して朝をつくっていきたいですね。ありがとうございました。

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